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【例文アリ】講師の自己紹介は ”つかみ” が大切!絶対やってはいけないNG例も紹介
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2022.05.13

【例文アリ】講師の自己紹介は ”つかみ” が大切!絶対やってはいけないNG例も紹介

人気講師の自己紹介には、一瞬で引き込まれるような魅力があります。

 

参加者の意識をもっとも集めやすいのが、講座の冒頭で行われる自己紹介の時間です。そこで相手の心をしっかり掴むことにより、意識を引き寄せることができるのです。

 

自己紹介を成功させるには事前の準備が欠かせません。今回は、初めて講師として自己紹介をする方や、いつも自己紹介がうまくいかないと悩んでいる方に向けて、自己紹介をするうえで大切なポイントや、人気講師が実践している自己紹介のテクニックを、例文を交えて紹介します。

講師が自己紹介をする時に大切な2つのこと

講座の冒頭で行う自己紹介は、講師について参加者に知ってもらう役割を担うのと同時に、参加者に心を開いてもらうための時間でもあります。まずは、自己紹介を成功させるうえで大切にしたい2つのポイントを紹介します。

 

自己紹介で謙遜しない

初めて自己紹介をする時は、誰でも緊張するものです。しかし、「私なんかの話を聞きたいのだろうか…」と謙遜するのは、講師としてやってはいけないことです。

 

参加者は、あなたの講座に何かしらのメリットを期待して参加しています。貴重な時間を使い、お金を払ってあなたの話を聞きに来ている参加者に対して謙遜することは、失礼にあたってしまいます。

 

講師が自己紹介をするうえで、謙遜は歓迎されないと覚えておきましょう。

 

自分が相手に提供できるメリットを提示する

講座が始まってすぐの時間帯は、参加者の意識がもっとも講師に向いています。そのタイミングで参加者に提供できるメリットを分かりやすく提示しましょう。

 

ビジネスにおいて、「結論ファースト」は基本です。参加者に、「この人の話を聞けば私の期待した成果が手に入る」と感じてもらえれば、その後の講師の話にも真剣に耳を傾けてくれます。

 

提示できるメリットは、具体的に伝えるのがポイントです。例えば、ECサイトに関する講座では、次のようなメリットを提示できます。

 

 

このように数字を入れることで、参加者は具体的なメリットをイメージできるようになります。

 

メリットを伝える際は、「自分はこれだけのことを成し遂げた」という自慢話にならないよう注意しましょう。参加者にも実践可能な方法を伝えることで、相手はそれを自分のメリットとして受け取ってくれるでしょう。

 

人気講師が実践している自己紹介のテクニック

自己紹介を成功させるためのポイントを押さえたら、次に人気講師が実践している自己紹介のテクニックを見ていきましょう。誰でも実践可能な内容なので、ぜひご自身の自己紹介に取り入れてみてください。

 

あえて「間」をとる

経験が浅い講師は常に緊張し、会場がシンと静まり返る「間」を恐れてどんどん話を進めてしまう傾向があります。しかし、あえて間をとることによって、参加者の注意を引くことができるでしょう。

 

間をとるのに一番効果的なタイミングが、冒頭の自己紹介です。講師の多くが、拍手が鳴りやまないうちに話を始めてしまいますが、会場がざわついている状態では参加者の興味を引くことができません。

 

あえて間をとることによって、沈黙の中で発せられる講師の言葉に参加者が耳を傾けるようになります。沈黙を怖がらず、間を有効に使いましょう。

 

歯が8本見える笑顔を意識

人前で話をするうえで笑顔を意識することは大切ですが、大げさな笑顔は参加者にあまり良い印象を与えません。目安として、歯が8本見える笑顔を意識しましょう。全力の笑顔から少し力を抜いた程度の笑顔にすることで、自然な表情になるでしょう。

 

ユーモアを加える

 

自己紹介にユーモアを加えることで、場を和ませることができます。プレゼンの天才と呼ばれるアップルの創業者であるスティーブ・ジョブズ氏も、スピーチの冒頭で次のようにユーモアを交えています。

 

世界でもっとも優秀な大学の卒業式に同席できて光栄です。私は大学を卒業したことがありません。実のところ、今日が人生でもっとも大学卒業に近づいた日です。

-米スタンフォード大卒業式(20056月)にて

 

このテクニックは自己紹介にも活用できます。爆笑をとる必要はありません。自分の名前、趣味、特技、ギャップなどを活かして、ちょっとしたユーモアを取り入れてみましょう。

 

「何もない」はNG

日本には、「自虐ネタ」で笑いをとる文化がありますが、講師の自己紹介で自虐ネタはNGです。特にやってはいけないのが、「私の地元には特に観光名所も名物もありません」といった「何もない」発言です。

 

最初に説明したように、参加者はあなたの話を聞きたくて集まっています。自虐ネタや謙遜は、講師という立場では控えたほうが良いでしょう。

 

講師の自己紹介の例文

ここからは、講師の自己紹介の例文を紹介します。

 

講師の自己紹介は、面接での自己紹介とは別物です。名前や出身校、趣味を話すことが自己紹介ではありません。冒頭で参加者をぐっと引き込むような自己紹介を準備しましょう。

 

まずは自己紹介の基本的な構成を、例文と共に見ていきましょう。

 

あいさつと名前

 

例:みなさん、こんにちは!佐藤佳代子です。

 

肩書きと実績

 

例:私は、売れるECサイトの作り方を教える専門家です。これまでに企業や個人のECサイトの立ち上げやリニューアルに1,000件近く携わり、それらの多くを人気サイトに育て上げてきました。

 

参加者へのメリット

 

例:売れるECサイトには、必ず理由があります。私がリニューアルを手掛けたECサイトでは、トップページのレイアウトを変えただけで離脱率が25%減少、トップから遷移した商品ページのPV150%上昇するなど、目に見える成果が上がっています。

 

ちょっとしたコツを押さえるだけで、商品をアップしたそばから次々と売れていくECサイトを、あなたも作ることができます。今日は、そのエッセンスを余すところなくお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

 

このように、自己紹介の冒頭では、講師がそのテーマで話すのに相応しい人物である理由を具体的に伝えます。

 

応用編「つかみ」で参加者を引きつける

プレゼンでは「つかみ」が大切だといわれます。「つかみ」は自己紹介でも使えるテクニックで、人気講師の話につい引き込まれてしまうのも「つかみ」で興味をそそられるからです。

 

講座を何度か経験したら、応用編として「つかみ」を意識した自己紹介にチャレンジしてみましょう。具体的な方法を例文と共に紹介します。

 

的な体験談をストーリーとして伝える

人は「ストーリーを好む」という習性があります。ストーリーを語ることで、参加者があなたの話の中に入っていきやすくなります。

 

例:私はもともと、ECサイトにはまったく詳しくありませんでした。しかし、起業した友人がECサイトで毎月数百万円の利益を上げていると知り、「私にもできるのではないか」と考えるようになりました。

 

そこから、あらゆるECサイトを徹底的に分析し、トライアンドエラーを重ねて、私なりの成功法則を導き出しました。今日、この場にいらっしゃる皆さまには、そのメソッドの全容をお話しします。

 

冒頭を質問で始める

自己紹介の代わりに、オープニングを質問から始める方法もおすすめです。会場にいる参加者の属性に沿った質問を投げかけるのが注意を引くポイントです。

 

例:みなさんは、自分と似たような商材を扱っている何の変哲もないECサイトが検索エンジンの上位に来ているのを見て、「なぜこんなサイトが?」と思った経験はありませんか?

 

質問を投げかけた後は、23秒の沈黙をつくりましょう。その間に、参加者が「自分の場合はどうだっただろうか?」と考えることができます。

 

ショッキングなデータや話から始める

客観的なデータや事実は、話に説得力を生み出します。データの出どころを提示し、数値で具体的に説明すると良いでしょう。参加者がまだ知らないと考えられる最新のデータを提示できれば、さらに効果が高まります。

 

例:EC業界ではここ数年、不正アクセスによって発生したセキュリティ問題で閉鎖に追い込まれるECサイトが増えています。公表されているデータによると、○○年に発生した個人情報流出事故は45件。前年と比較して2.5倍という増加率になっています。

 

講師の自己紹介は「守破離」でスキルアップ

人気講師であっても、最初から自己紹介が上手だったわけではありません。まずは型通りの自己紹介をしっかりと準備し、慣れてきたら「つかみ」を意識したオリジナルの自己紹介を取り入れるなど、段階を踏んでトライアンドエラーを繰り返しています。

 

自己紹介がうまくいけば、参加者との心の距離が一気に縮まり、一体感が生まれます。「守破離」のステップを踏んで、自己紹介をブラッシュアップしていきましょう。

 

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