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【これを読めばわかる】SDGsとは?その意味や目標をわかりやすく解説!
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2022.01.28

【これを読めばわかる】SDGsとは?その意味や目標をわかりやすく解説!

近年、ニュースなどでもよく見かける「SDGs」。名前は知っているけれども、その意味や内容がよくわからないという人も多いのではないでしょうか。SDGsとは、20159月に開催された国連サミットで採択された「持続可能な開発目標」です。今回は、SDGsとはどのようなものなのか、その意味や17の目標の特徴、なぜ今SDGsが必要なのかについてわかりやすくご紹介していきます。

そもそもSDGsとは?

そもそもSDGsとはどのようなものなのでしょうか?まずは、SDGsの基礎知識をご紹介していきます。

 

SDGsとはなに?

SDGs(エスディージーズ)とは、「Sustainable Development Goals」の略称で、日本語では「持続可能な開発目標」といいます。20159月に開催された国連サミットで採択されたもので、国連加盟国193か国が2016年から2030年までの15年間に達成すべき目標を定めたものです。

 

このサミットでは、長期的な開発指針として「持続可能な開発のためのアジェンダ2030」が採択されました。このアジェンダの核となるのが「持続可能な開発目標」であるSDGsなのです。

 

SDGsが採択されるまでの経緯

SDGsの採択は、18世紀半ばから19世紀にかけて起こった産業革命以降、活発化した人間の活動により、経済や社会すべての基盤である「地球」の持続可能性が危惧されたことが発端となっています。

 

SDGsの根底となったのは、1987年に「環境と開発に関する世界委員会(ブルトラント委員会)」の報告書『Our Common Future(邦題:我ら共有の未来)』で中心的に取り上げられた「持続可能な開発」という概念です。

 

さらには、2000年に開催された国連ミレニアム・サミットでSDGsの前身となるMDGs(エムディージーズ)が採択されました。MDGsとは、「Millennium Development Goals」の略称で、日本語では「ミレニアム開発目標」といいます。MDGs2015年を達成期限として、貧困と飢餓の撲滅や初等教育の完全普及の達成など8つのゴールを設定し、国連加盟各国がその達成に努めることとされていました。

 

MDGsの達成期限が近づいた2012年、ブラジルのリオデジャネイロで開催された「持続可能な開発会議(リオ+20)」において『The Future We Want(邦題:我々が望む未来)』が発表されました。この成果文書内で環境と経済、社会を統合したSDGsMDGsに代わる新たな世界目標とすることが決定され、20159月の国連サミットでSDGsが採択されるに至ったのです。

 

SDGs17の目標

SDGsは「17の目標」と「169のターゲット」で構成されています。ここからは、17の目標について具体的に見ていきましょう。

 

SDGs17の目標とは?

下記は、SDGsが掲げる17の目標を一覧にまとめた表です。

 

1.貧困をなくそう

あらゆる場所であらゆる貧困に終止符を打つ

2.飢餓をゼロに

飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する

3.すべての人に健康と福祉を

あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する

4.質の高い教育をみんなに

すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する

5.ジェンダー平等を実現しよう

ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る

6.安全な水とトイレを世界中に

すべての人に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する

7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに

すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する

8.働きがいも経済成長も

すべての人のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を推進する

9.産業と技術革新の基盤をつくろう

強靭なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新の拡大を図る

10.人や国の不平等をなくそう

国内および国家間の格差を是正する

11.住み続けられるまちづくりを

都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする

12.つくる責任 つかう責任

持続可能な消費と生産のパターンを確保する

13.気候変動に具体的な対策を

気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る

14.海の豊かさを守ろう

海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する

15.陸の豊かさも守ろう

陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る

16.平和と公正をすべての人に

持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進し、すべての人に司法へのアクセスを提供するとともに、あらゆるレベルにおいて効果的で責任ある包摂的な制度を構築する

17.パートナーシップで目標を達成しよう

持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

※内閣府地方創生推進事務局「地方創生に向けた自治体SDGsの推進について」から抜粋

 

上記の表から、貧困や飢餓といった社会問題から、働きがいや経済成長、気候変動まで現在世界が抱える課題が包括的にカバーされているのがわかるでしょう。

 

このSDGsが掲げる17の目標について、詳しくは下記記事をご覧ください。

今さら聞けないSDGsとは?SDGsの達成に求められる個人の取り組み

SDGsが注目されるのか?わたしたちにできることは?

では、なぜ今SDGsが話題となっているのでしょうか。その理由とともに、わたしたちが日常的にできるSDGsへの取り組みについて具体例を挙げてご紹介していきます。

 

なぜ今SDGsが注目されるのか?

CO2排出量の増加による地球温暖化、異常気象や自然災害の増加など、地球環境は現在さまざまな課題を抱えています。また、社会全体においては貧困や飢餓、差別の問題が山積しています。それにもかかわらず、世界人口は今後も増加が予測され、さらに貧困層が増え、環境破壊が進む可能性も否めません。

「このままではいけない」という意識が世界中の多くの人に生まれていることが、SDGsに積極的に取り組むという姿勢に表れているといえるでしょう。

SDGsの前身であるMDGsにおいても、2015年までに貧困や飢餓が減少するなどの一定の成果を上げました。しかし、教育や医療など達成できなかった分野があったのも事実です。また、2015年までに状況が変化し、先進国でも貧困の問題を抱えていたり、自然災害などの脅威にさらされたりすることが増加しました。SDGsでは、先進国と新興国が共に足並みを揃えて課題解決にあたる枠組みが策定されています。SDGsではMDGsの倍以上の17の目標が掲げられていますが、包括的かつ具体的な内容になっていることから、どの国や地域にとっても取り組みやすいといえるでしょう。

SDGsは世界共通の価値観です。2015年の採択から現在に至るまで、SDGsは徐々にその名称と内容が広がっていき、一般社会に受け入れられています。企業は現在、経営やマーケティングの観点からSDGsを不可欠なものであると認識し始めています。そのため、SDGsへの取り組みを積極的にアピールする企業が増加傾向にあるのです。今後、投資家や消費者に広くSDGsが認知されることにより相乗効果が期待され、SDGsの目標にかなったマーケットが拡大していくでしょう。

 

わたしたちが日常的にできる取り組みは?

SDGs目標12「つくる責任 つかう責任」や目標14「海の豊かさを守ろう」の達成に向けて、マイバッグやマイボトルを活用することで、プラスチックごみの削減に貢献できます。プラスチックごみによる海洋汚染問題は深刻化しています。現在のペースでいけば、2050年には海のプラスチックごみの重量が魚の重量を上回るとの予測もあるため、マイバッグやマイボトルを持ち歩き、使い捨てプラスチック製品の削減を意識することが大切です。

フードロスを減らすことも、SDGs目標12「つくる責任 つかう責任」の達成につながります。食品や食材は、自身が食べられる量だけ購入し、できる限りフードロスを減らすよう心がけましょう。農林水産省によると、2018年の日本において本来は食べられるのに捨てられた食品は年間600万トンです。フードロスを減らすためには、購入した食品や食材を使い切ることはもちろん、お店で買う際に賞味期限のことを考え、賞味期限が近い順から買うこともフードロスを減らすことにつながります。

家庭内でもSDGs目標5「ジェンダー平等を実現しよう」を達成することができます。日本は「夫は外で働き、妻は家庭を守る」という考え方がいまだ根強く、ジェンダー問題では世界的に遅れているといわれています。家庭内でジェンダー平等を実現するためには、夫と妻が仕事や家事、育児を協力し合い、分担することが理想でしょう。日本では達成度が低い目標5の達成のために、まずは夫婦で家事分担について話し合ってみることをおすすめします。

フェアトレード商品の購入は、SDGs目標1「貧困をなくそう」や目標8「働きがいも成長も」の達成につながります。安価で高品質の商品を入手することが簡単な世の中となっていますが、そのような商品の中には人件費や原価が安い新興国でつくられているものも多々あります。安さの実現のために、適切な対価が支払われていない生産者も数多くいるのが現状です。フェアトレード商品は、新興国でつくられたものなどを適正な価格で購入することによって、生産者の労働環境や生活が改善されることを目的としています。フェアトレード商品を購入することで、生産者そして新興国の自立が促進されるでしょう。

 

まとめ

今回は、SDGsの基礎知識について詳しくご紹介しました。世界にはいまだ貧困や飢餓で苦しむ人々も多く、2030年の目標達成のためには、SDGsへの深い理解と取り組みが必要不可欠です。この記事を参考に、日常的にできることから取り組んでみましょう。

 

また、先生として活躍する人はSDGs目標4「質の高い教育をみんなに」の達成に貢献することができます。SDGsの目標達成に向けて「学ぶ」機会を増やしたり、地域とのつながりを持ったりすることは非常に有意義でしょう。

 

SDGs目標4について詳しく知りたい方は、下記をご覧ください。

SDGs 目標4「質の高い教育をみんなに」私たちにできることは?取り組み事例もご紹介

 

おけいこタウンでは、SDGs目標8「働きがいも成長も」の達成も目指しています。先生として活躍する人に働きがいのある仕事ができる場を提供したり、新しいことを始める先生をサポートしたりしています。先生の成長を常に支援するサービスを展開しています。ぜひ、おけいこタウンに登録して、先生としてSDGs達成に貢献してください。

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