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確定申告におすすめの会計ソフト4選を解説!サービスの特徴とメリットとは?
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2022.03.17

確定申告におすすめの会計ソフト4選を解説!サービスの特徴とメリットとは?

確定申告の時期になると、喫茶店で領収書を大きく広げてエクセルに入力している人を多く見かけます。損益計算や申告書作成に時間を取られるあまり、本業に集中する時間が減ってしまうことも少なくないでしょう。

 

この記事では、確定申告でクラウド会計ソフトを利用するメリットと、おすすめの会計ソフトをクラウド型とインストール型に分けて4つご紹介します。確定申告に時間を取られている個人事業主は、帳簿の作成を効率化することで、自身の事業拡大に時間を充てましょう。

会計ソフトにはクラウド型とインストール型がある

確定申告で使用する会計ソフトには、「クラウド型」と「インストール型」の2種類があります。大きな違いは、ソフトの利用にインターネット通信が必要かどうかです。それぞれの特徴を順番にご紹介します。

 

インストール型の特徴

インストール型は、基本機能を利用するためにインターネット環境を利用しないことから動きが軽快で使いやすいことや、基本的な会計業務に加え、複雑な業務にも対応していることが特徴です。ただし、インストール型は導入時の初期費用が高くなることや、税制改正に合わせてソフトをアップデートするか新しいソフトを購入しなければなりません。

 

また使い勝手のいいインストール型ソフトはWindowsにしか対応していないことが多いため、Macを利用している人はクラウド型会計ソフトを利用することをおすすめします。

 

クラウド型の特徴

クラウド型は、初心者でも入力しやすいように工夫されていることが多いので、会計の知識に自信がない人でも使いやすいことが特徴です。また、さまざまな端末で利用できることもクラウド型の魅力でしょう。ただし、インストール型と比べると動作が少し遅い点や、確定申告以外の時期でも継続的に料金が発生する点は意識しておきたいところです。

 

 

クラウド型

インストール型

インストール

不要

必要

インターネット通信

必要

不要(一部機能については必要)

初期費用

安い

高い

利用料金

契約期間中は常に支払う

基本的に購入時のみ支払う

端末数

複数端末で利用可能

1台につきライセンスが必要

利用端末

PC、スマートフォン、タブレット

PCのみ

対応OS

WindowsでもMacでも利用可能なものが多い

ほとんどのソフトがWindowsのみ

アップデート

不要(常に最新)

必要

機能

日々の仕訳や決算書の作成が中心

複合仕訳や手形取引など、機能が充実している

 

クラウド型会計ソフトをおすすめする理由とは

ここまでクラウド型とインストール型の違いを説明しましたが、確定申告にかかる時間を短縮する目的ならクラウド型会計ソフトを利用しましょう。クラウド型会計ソフトなら金融機関やクレジットカードの利用履歴等の明細データが取得できるからです。

 

クラウド型会計ソフトのメリット

クラウド型会計ソフトの大きなメリットは「明細データの取得」にあります。確定申告で時間がかかる作業として、収支の計算や仕訳が挙げられますが、金融機関やクレジットカード、一部のショッピングサイトなどから明細データを取得することにより仕訳や収支計算を会計ソフトが自動で入力します。

 

その後、自身で設定を行うことで仕訳がある程度自動化されるので、確定申告にかかる手間を大幅に短縮することができます。

 

また最近では、スマートフォンのアプリと連携できるものも登場しています。20221月から施行された電子帳簿保存法では、レシートや領収書をスマートフォンのカメラで撮影(スキャナ保存)すれば、7年間の保管義務が不要になります。

 

「電子帳簿保存法」について詳しく知りたい方は、下記の記事でご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

 

▼「電子帳簿保存法」に関連する記事はこちら▼

電子帳簿保存法とは?対象はフリーランス・個人事業主も含まれる?3つの保存についても解説

クラウド型会計ソフトのデメリット

クラウド型会計ソフトの大きなデメリットは、インストール型との違いでもお伝えしたとおり、インストール型よりも動作が遅い点にあります。日々の収支を記入する分にはあまり気になりませんが、大量のデータを一気に取得するような場面では、若干ストレスを感じるかもしれません。

 

クラウド型会計ソフトのおすすめ4選をご紹介

 

ここからは使いやすさの観点からおすすめしたいクラウド型会計ソフトを4つご紹介します。それぞれの特徴をご紹介しますので、ご自身が魅力に感じたものを使ってみてください。なお、今回ご紹介するクラウド型会計ソフトはすべてトライアル期間もしくは無料プランが用意されているので、すべての会計ソフトを試してもいいかもしれません。

 

freee980/月〜

まずはfreeeからご紹介します。

 

freeeはクラウド型会計ソフトで弥生会計に次いで会計ソフトです。特徴としては、会計知識があまりなくても記帳できるようにデザインされていることです。

 

○か×の質問に答えるだけで確定申告書の作成ができる機能や、レシートを読み取るスキャンアプリがとても優秀です。また、会計アプリもすごく使いやすいので、操作性だけでもぜひお試しいただければと思います。 

メリット

デメリット

▼Money Forwardクラウド確定申告:800/月〜

続いてMoney Forwardクラウド確定申告をご紹介します。

 

Money Forwardクラウド確定申告の特徴は、簿記の知識がある人が使いやすいように設計されていることです。 

メリット

デメリット

▼やよいの白色申告オンライン:原則無料

白色申告をするのであれば、やよいの白色申告オンラインかはいかがでしょうか。

 

やよいの白色申告オンラインの特徴は、費用がかからないのに充実の機能が利用できることです。

 

特に、無料で利用できるスマート取引取込(明細データの取得)がすごく便利です。青色申告決算書ではなく収支内訳書を作るという場合は、この会計ソフト一択と言ってもいいほどです。なお青色申告を利用することになった場合はやよいの青色申告オンラインと連携することが可能です。

メリット

デメリット

▼やよいの青色申告オンライン:8,000円(税抜)/年〜

やよいの青色申告オンラインはクラウド会計ソフトシェアNo.1でインストール型ソフト弥生会計でおなじみの老舗会計ソフトです。

 

老舗サービスであることから、長年使い続けている人が多いこと、税理士が最も利用している会計ソフトであることが特徴として挙げられます。

メリット

デメリット

 

「青色申告と白色申告の違い」について詳しく知りたい方は、下記の記事でご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

 

▼「青色申告と白色申告の違い」に関する記事はこちら▼
青色申告って何?白色申告とは何が違う?メリットやデメリットについても詳しく解説

まとめ 

会計ソフトを利用して自分の本業に集中しよう

ここまで確定申告におすすめの会計ソフトをクラウド型とインストール型に分けて4つご紹介してきました。会計ソフトを利用すれば、今まで時間がかかっていた「収支計算」と「仕訳作業」が自動化されるため、自身の本業に集中することができます。

 

まずは自身に合った会計ソフトを見つけるために「明細データの取得」や「レシート・領収書のスキャン」を試していただければと思います。

 

おけいこ先生では、このほかにも個人事業主に役立つ情報を掲載しているので、気になることがあれば、おけいこ先生のほかの記事も読んでいただければ幸いです。

おけいこタウン|学びたい人と教えたい人のお稽古マッチング

 

【監修者プロフィール】

 

 

大学卒業後、2年間の教職を経て専業主婦に。システム会社に転職。 システム開発部門と経理部門を経験する中で税理士資格とフィナンシャルプランナー資格を取得。 2019年より税理士事務所を開業し、税務や相続に関するライティング業務も開始。